『哀調の旋律―柳田國男の世界』
評論集
¥2,000
(税別)
『遠野物語考』ほか9編の論考を収録。柳田國男の採話、紀行文、抒情詩、椎葉での足跡、風景論など、著作と思想、その人生を丹念に追い求めている。文学や哲学、深層心理学、文化人類学などの視点を援用し、多面的に柳田國男をとらえ直そうとしている。長年の調査研究と膨大な知識で独自の世界を築き上げ、学術的要素も多い。「民俗事象の比較研究や文化伝播の足跡より、民俗事象の現代的意味を探る傾向が強い」(あとがき)。第23回宮日出版文化賞(宮崎日日新聞社主催)受賞。